カテゴリー「映画/ヤ行」の記事

痛~い映画ニ連発①・・・「屋敷女」

世界卓球、銅メダル確定おめでとうございます!水谷&岸川選手!
と素直に涙ぐんで喜ぶりざ夫です。実は中学生の頃卓球部で、市内で団体・個人共3位だったのは内緒です(^-^;

最近、偶然ですが、どの映画観ても「痛い!」。まあいろんな意味で(爆
で視覚的に痛い映画を2本紹介。

「屋敷女」
製作国:フランス
製作:2007年 日本劇場公開:2008年6月 
監督:ジュリアン・モーリー、アレクサンドル・バスティロ
出演:ベアトリス・ダル、アリソン・パラディ他

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交通事故で夫を亡くしたばかりの女性が、臨月でお腹を抱え一人寂しく家でクリスマス・イブの夜を過ごしていた。そこに一人の見知らぬ女が訪ねてきて、脅迫めいた行為をとる。不安になった女性は警察を呼ぶが、到着時に女の姿はなかった。しかし、この時既に女が家の中に忍び込んでいた・・・

「ベティ・ブルー」のベアトリス・ダルが謎の凶暴女を演じる、フランス発ウルトラ・バイオレンス・ホラー。
「ハイテンション」他、最近フレンチ・ホラー(特にスプラッター系)が侮れないっすsweat01

※ネタバレあり

過去観た映画の中で、最も生理的に苦痛(マジで痛い!)を感じさせるのではないでしょうか?
妊婦の方、絶対に観てはいけません!
身重の女性が身近にいる方、観ない事をオススメします!
気持ち悪い映画観たら、貧血か吐いちゃう方、必要な道具や薬を手元に置いて鑑賞してください!
大げさに思えます?じゃあ・・・せめて健康状態がいい時にご覧になって下さい、としときましょうか(笑
まず、最初の痛いシーン。
ベアトリス・ダル演じる謎の女が、寝ている臨月の女性に近づき、ナイフをヘソに刺す。少し血が流れて、激痛で目を覚ます。これ、かなりリアルに描かれてます。さあ、これでも平気ですか?
もうその後は、生理的に痛いスプラッターシーンの連続!指は飛ぶ、首に刺さる、弾丸が肉体を貫通する、目が潰れる・・・登場人物が皆、死ぬか怪我を負います。そして最後に・・・これボカシ入り(爆&半泣
さすがに慣れてるりざ夫婦でも「アイタタタター!」「ウギャー!」の連発です(@Д@;
内容はまあ不条理ですが、暴行する理由はあって、途中でわかってしまうんですが・・・そんなの関係ありません。ひたすら生理的に痛い、不愉快なシーンがラストまでノンストップです!

りざ夫、オススメしない映画ですが・・・自分は好きです(爆
二度と見る気はしませんがっw
意図した映画としては、かなりの傑作であると思いますよ。
※映画館で観なくて良かった

「屋敷女」予告編


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ゆれる

Yureru_1 ゆれる

【2006年製作 日本】( 119min )

監督:西川美和
出演:オダギリジョー、香川照之、伊武雅刀、真木よう子


母親の1周忌で久々に顔を合わせた兄と弟。馬鹿がつくほど真面目人間で温厚な兄稔に対し、自由奔放な弟猛。2人は凄く対照的だ。見た目だけでなく職業にしても兄は田舎で家業のガソリンスタンドを継ぎ、弟は東京でカメラマンとして成功している。生き方も違えば、考え方、当然価値観も違ってくるだろう…とは思うのだが、映画のラストを観たら、幼い頃から一緒に生活していた兄弟の絆はそんな脆いものでもないだろうとも思えてくる。

この2人の間に入ってくる一人の女性チエの存在が、この後の2人の運命を狂わせていったようなものだ。勿論チエは被害者なんだけれど。

チエは田舎で毎日が平凡な生活にきっとどこか嫌気がさしていたんだろうなと思われる。現実から逃れたいと密かに思っていたところへ突然現れた弟の猛の存在。密かに思いを寄せていた(だろう)彼女は猛に抱かれ、これまでの平凡な人生に疑問を持った。
渓谷へのドライブ。
確かに、この問題の橋の上での彼女の兄稔に対する態度は、これまでのチエとは違った。
明らかにこれまでとは違い、彼女の中で“何か”が変化したのだ。
稔も彼女に対して思い続けていた淡い思いが、衝動的な行動として出てしまった。
結局悲劇が起きた。

ゆれるというタイトルは、この作品を上手く表現したいいタイトルだなと思う。

役者に関してはこれ以上のキャスティングはないんじゃないか。一部を除いては…。
オダギリジョーは勿論、兄役の香川照之の終始一貫した見事な演技!
生真面目で温厚な男がとある事件をきっかけに変わっていく。香川照之は「不均衡な精神のバランス」みたいなものを見事に表現しているなと思う。

余談だが、個人的に裁判長役で田口トモロヲが出演していたのにはビックリ(嬉しい)。
このような映画にも出てたのかーと(笑)
ただ、今回は「普通の真面目な役」だったけど(^^;

 
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用心棒

Youjinbo 用心棒

【1961年製作 日本】( 110min )

監督:黒澤明
出演:三船敏郎、仲代達矢、東野英治郎、山田五十鈴、志村喬

黒澤映画ビギナーな私があれこれ書くのは本当に恐れ多くてといったカンジなのだが、この「用心棒」も噂に違わず面白い映画だった。
2つの勢力が対立する宿場町を舞台に、桑畑三十郎と名乗るひとりの浪人(三船敏郎)が両方に自分を「用心棒」として売り込み互いの勢力を争わせ壊滅に追い込んでいく…というお話なのだが、注目すべきは三船演じる三十郎の殺陣シーンも勿論だが、対立勢力を上手く丸め込む三十郎の“会話”の巧みさ、これに尽きる。映画の中での会話、特に東野英治郎演じる飯屋の親爺とのやりとりは面白い。
冒頭の方で清兵衛側の“用心棒”だった本間先生が「さ~今夜攻めこむぞ!」という間際になって逃亡するのだが、その様子を見ていた三十郎が手を振ってさよならするシーンは微笑ましくって思わずぷぷっと笑いが出るのをこらえた。

黒澤映画に出てくる男優さんは様々な作品で被っていることが多いが、脇を固める重要な役者たちはその時それぞれでみな役柄が違うのもすごく興味深いところだ。
例えば「七人の侍」で7人の侍の中のひとりとして登場していた加東大介が精悍な侍を演じていたのに対し、こちらの映画では全く違うタイプでしかも頭の弱いマヌケな亥之吉を演じていたりする。

若かりし頃の仲代達矢が卯之助の役で登場したのだが、これがまた実に私好みだ^^
立ち姿が綺麗で颯爽としていて眼光が鋭くて…悪役を見事に演じてた。
三船もカッコイイが、仲代もカッコイイ。仲代達矢はこの頃まだ20代だと思うのだが、今時の若い役者で彼のような存在感ある俳優なんて恐らくいないんじゃないかと思う。(誰かいるかなぁ…?)

黒澤映画全てがそうという訳ではないだろうが、少なくともこの「用心棒」は軽いタッチで描かれている。展開も「次はこうなるだろう」と大抵は予測がつくのだが、分かっていながらもぐいぐいと映画の中に引き込まれてしまう。
私はこの“軽さ”が良い意味での黒澤映画の魅力のひとつだと思っている。それが黒澤映画が万人に受け入れられる要因ではないのかな。



 

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夕闇にベルが鳴る

When_a_killer_calls

WHEN A KILLER CALLS

【2006年製作 アメリカ】( 87min )

監督:ピーター・マーヴィス
出演:レベカ・コーチャン、ロバート・バックリー、マーク・アーヴィンソン

この間観た「メビウス」といい、これといい・・・観る作品に恵まれないなぁ(ぼそっ)
ついタイトルに釣られて観たんですが(似てるから)、「暗闇にベルが鳴る」で最初味わったような背筋が凍るような恐怖とは雲泥の差があります。ありすぎです^^;
まだ「夕暮れにベルが鳴る」のがず~っとマシ。

と、偉そうに書いちゃってますけど…
思ってた以上にヒドイ映画だったのと、どうしても書かずにはいられないので、お見苦しいかもしれませんが許して下さいね。

※ネタバレあり※

先ず、冒頭からハラハラ・ドキドキ感がない・・・
一応ホラー映画に必要な要素は入ってるのですが(時にハロウィーンだったり、スクリームっぽくあったり等など)どれもこれも、ツッコミどころが違うんですよ。言い換えればこの映画は外しすぎなんです。
ホラー映画として、観る人に何らかの恐怖を与えるために作った映画だとしたら、この映画は完璧駄作です。
(まぁタイトル見りゃある程度予想はついたけど^^;)

とにかくぜ~んぶこちらが予想している恐怖というものを、見事に外してくれちゃってます。
これ以上ヒドイ、最低と書く必要もないのですが・・・

敢えてひとつだけ。
絶対これはこーした方がより怖さが増したのでは?って思うシーンが。正確にはひとつだけじゃないけど、これだけは言わせて欲しい。

サイコな殺人鬼が、女の子の両親を殺害するシーン。
このシーンは必要なかったのでは?
後半になってどの道殺されたって分かるんだから。その時になってから初めて主人公が“それ”に気づいた方がより怖さが増したのではないのかな。
「両親は殺されているんだ」ってね。
それに警察からの電話で「犯人はアナタの家にいます。アナタの家から発信されているのです」というシーン。
「暗闇~」で観たからかもしれないけど、ここは映画で一番「盛り上がる」ところのハズなのに、それすらありません…

ちなみに殺人者もイマイチなんだかよく分かりません^^;
人を殺す理由なんて、こういう映画に求めちゃいけないのかもしれませんが、何故に冒頭で自分の奥さんと子供たちを殺しておいて、その直後に全然関係ない家へ行くんだよ。しかも何でベビーシッター(主人公の女の子)の携帯の電話番号まで知ってるんだよ!(怒)どー考えたっておかしいだろ。

それに彼には魅力を感じません。
別に「13日~」のジェイソンや「エルム街~」のフレディみたいに不死身になれ!というのではありません。
個人的に「ヒッチャー」のルドガー・ハウアーみたいにはなって欲しいけど(笑)
悪役に徹するのだったら、あれくらいはねぇ。憎たらしくって魅力がなくっちゃ。

 

 

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