カテゴリー「映画/ナ行」の記事

28週後...

28_weeks_later 28 WEEKS LATER

【2007年製作 イギリス・スペイン】( 104min )
監督:フアン・カルロス・フレスナディージョ
出演:ロバート・カーライル、ローズ・バーン、キャサリン・マコーマック


  

感染すると凶暴化し他の人間に襲いかかる恐るべきRAGE(レイジ)ウイルスが猛威をふるったイギリス、ロンドン。ウイルス感染発生後やがてNATO軍が派遣され、ようやく再建が始まった28週後のロンドン。スペイン旅行中で難を逃れたタミーとアンディの姉弟も無事帰国し、軍の厳重な監視下で父親ドンと無事再会を果たすが・・・
「28日後...」の続編。


※ネタバレあり


実は観る前から期待感いっぱいの作品でした。
期待感の理由のひとつには、かのS・キングが『2007年度の好きな映画ベスト10』にこの映画を入れていたというのもあるでしょう。(ミーハーなものでw)
しかしながら、この映画。巷では意外や意外に(?)賛否あるようなんですが・・・ちなみに私(りざふぃ)はかなり“賛”の方sun

う~ん。
結論から言うと、結局自分の感性にこの映画は合ってたってことに尽きるんでしょう。(説得力なしsweat01

ただそれだけで終わると映画感想ブログにならないので・・・coldsweats01

確かに突っ込みどころがある映画かもしれません。
例えば、タミーとアンディが軍によって厳重に管理された住居区域から、自分たちが住んでいた家へ戻るため危険な街へ楽々と逃亡するシーンや、ウイルスに感染し凶暴化した父親が軍の猛攻に遭いながらもなかなか射殺されずに生き残る(正確にはゾンビとはまた異なるので)などなど…。
ただ、ストーリー自体を大きく揺るがすようなことがなければ特に問題なし・・・というのが私の持論だから、そういう意見を目にした時観る側も人それぞれだなぁ位しか思わなかったのだけれど。
他に、子役の印象薄いという意見もあったけれど・・・
個人的にはなかなか良かったんじゃないのかなと思っています。映画のテーマがテーマだけに、なんとなく彼らの雰囲気が映画全体の暗さと合っていて終末感が出てたと思うし。私は姉弟の強い絆も観てて感じました。

この映画の中で最大(最悪)の出来事は、姉弟の父母。ドンがアリスへキスをするシーンでしょうね。
再会を喜ぶ2人に待ち受けていたものは・・・それは人類を破滅へと導いていく“絶望のシナリオ”

映画の終盤。
想像すると非常に怖い。
これからやってくるだろう・・・本当の意味で“終末感”を予感させるようなそんなエンディング。

それはウイルスによって凶暴化した人間に対してじゃなくって、今はまだ正常なはずの人間に対してね

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ニノチカ

Ninotchka NINOTCHKA

【1939年製作 アメリカ】( 110min )
監督:エルンスト・ルビッチ
出演:グレタ・ガルボ、メルヴィン・ダグラス、アイナ・クレアー


ロマンチックなコメディ映画の秀作。
主演のグレタ・ガルボ(ニノチカ)とメルヴィン・ダグラス(レオン)が特にいい。

革命後のロシアから3人の役人がパリにやってきた。彼らの使命は、帝政時代のロシアに貴族から没収していた宝石を売り払うことだった。宝石の元々の持ち主であり既にパリに亡命していた大公妃スワナは、愛人レオン(メルヴィン・ダグラス)に命じて、3人の男たちから宝石を奪還させようとする。いつになっても宝石の売却がされないと不信に思ったロシア政府は、ニノチカという同士(グレタ・ガルボ)をパリへ派遣した。堅物の共産主義者である彼女は、レオンに出会い。そして…


※ネタバレあり


粋な会話のオンパレード。とにかく2人の会話がシャレてます。

ニノチカはコチコチに堅い根っからの共産主義の人。
一方のレオンは女性の扱いには手馴れた口の上手い色男。

印象に残った会話がいくつかあって・・・例えば、

エッフェル塔の上から望遠鏡でレオンの家を覗いている場面。(エッフェル塔に辿り着くまでの会話もずっと面白かったけれど)
堅物な共産主義者ニノチカと色男レオンの会話。

ニノチカ 「私に来いと?」

レオン  「いや、そんな意味では」

ニノチカ 「来るなと?」

レオン  「いや、来てくれたらうれしいけど」

ニノチカ 「では、行きましょ。あなたはいい研究材料になるわ」

レオン  「頑張るよ」

この時はニノチカがまだ"お堅い"です。彼女は絶対に笑わないの。

想像してみて下さい。
冗談を言いながら必死にあの手この手でニノチカを口説いているレオンと、何を聞いても反応が変で決して笑わないニノチカ。
グレタ・ガルボ・・・無表情なのに面白過ぎです。いや、無表情だから面白いのかな。

で、この後2人はレオンの家へ・・・

2人がちょっといいムードになってきて・・・(あまり書くとかなりネタバレになってしまうけど)

レオン  「ニノチカ。私が好きだね?」

ニノチカ 「容姿には嫌気がしないわ。白目も綺麗だし、角膜も正常」

レオン  「君の角膜もステキだetc」

もはや会話がおかしいです。かなり異常です(笑)
人を口説いている時、または口説かれている時に「相手の角膜が・・・」なんて会話自体普通じゃないですよね。
多分バリバリ共産主義者の女と資本主義者の男が出会うとこうなる・・・そういうことなのかしら。

途中まで全く笑わなかったニノチカがある時を境に笑顔を見せるようになり、レオンの愛を素直に受け入れるようになり、同士を友達と呼ぶようになり・・・
見事に女闘士からとてもチャーミングな女性に変貌していくのです。

男と女が出会って恋に落ちる。
実際愛すべく2人が出会ったら、恋に落ちるまでそう時間が掛からないものなのかもしれない。

とてもロマンチックですが、この映画は少なくとも私は"笑い"でかなりツボにハマリました。
緻密に計算されつくした会話が随所に散りばめられていて、最後まで通して全く飽きることなく楽しめました。
主演以外では、3人のロシアの役人がいいです。

観終わって、なるほど。
脚本にはあの大好きな監督ビリー・ワイルダーも参加しているではありませんか!
どうりで、私のツボにピッタリ嵌った映画だったわけです(納得)



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ニュールンベルグ裁判

JUDGEMENT AT NUREMBERG

【1961年製作 アメリカ】( 194min )

監督:スタンリー・クレイマー
出演:スペンサー・トレイシー、バート・ランカスター、マクシミリアン・シェル

終戦後のドイツ、ニュールンベルグ。連合軍による戦犯犯罪者でナチス・ドイツの主に第三帝国の法務省関係者たちの責任を問う国際軍事裁判を描いた作品。

※ネタバレあり※


“正義”とは何なのか?

最もこれは実際に起きた裁判、事実とは異なっている部分があるので、実際のところ真実はどうだったかの判断は難しいかもしれません。作品として本当によく出来ている映画だなというのが率直なところです。

実際はこの裁判そのものの公平性が疑われています。また映画の中でもソ連がチェコに侵攻したなどどいう場面があり、観る側は一応戦争が終結してはいるもののまた新たな問題が生じてくるのではと思ってしまうところです。
戦勝国側が行った裁判とはいえ、少なくともこの映画に出てくるS・トレイシー扮するアメリカ人判事ヘイウッドは、最後の最後まで正義とは何なのかを深く追求しました。
彼は、普通に生活するドイツ人夫婦や別の裁判で有罪になり処刑されたドイツ軍の将軍だったベルトホルトの未亡人(M・ディートリッヒ)の話を聞いたり、被告人のひとりであるヤニング(B・ランカスター)が書いた文献をよく読んだりと、最後の判決部分に至るまでひとりの判事としてあるべき姿勢が伺えました。

欧州各地から収容所に移送された数は600万人とも言われていますが、本当の数は誰にも分かりません。

映画の中で、検察側が見せるおぞましい証拠映像の数々。

ブーヘンヴァルト収容所に収監された数。8万人─。
看守は骨を砕き、精神をくじき、心臓を破れ─と教えられた。
収容所へ運ばれる人々を乗せた貨物列車は“死の列車”と呼ばれた。
亡くなった囚人のおびただしい数の靴、眼鏡、金歯、人の皮で作られたランプシェード・・・

一方の弁護側の主張は、ヒットラーが実権を握るようになってからニュルンベルグ法が施行され、結局彼ら(被告人)は、法律に従わざるをえなかったと。

判事を世話するドイツ人夫婦のように「ドイツ人はダッハウで起きたことなんて何も知らないんです。ユダヤ人に何をしたかドイツ人は何も知りません。知っていたとしても一体何ができます?」大部分のドイツ人は本当にこう思っていたのかもしれません。

裁判の転機として、ヤニングのフェルデンシュタイン(ユダヤ人)に対して証言をする場面があります。
それまでひたすら沈黙を続けてきたヤニングが声を張り上げて語り始める場面は、この劇中で最も印象に残ることでしょう。ヤニングが内に秘めていた感情を爆発させるのです。最後にヘイウッドに真実を語る場面も含め、この映画の中でのB・ランカスターは本当に素晴らしいと思いました。

判事役のS・トレイシー、ロルフ弁護士役のM・シェルの演技も勿論素晴らしいと思いましたが、他にベルトホルト未亡人のM・ディートリッヒ。感情を押し殺したような演技、大女優としての貫禄と存在感がありました。そして忘れてはならないのは、M・クリフト。出番は少ないものの、不当な裁判で無理やり去勢手術を受けさせられたという過去をもつドイツ人役で迫真の演技を見せてくれました。

判決後(全員終身刑の有罪)ロルフ弁護士から、「5年後にはみな釈放されていますよ」と言われたことに対しヘイウッドが語る台詞。

『倫理は他の追従も許さない だから君の予言は正しいかもしれない 時代が倫理を認めたとしても それが正しいとは限らない 誰も決められない』


“人”はこれからも惨い歴史を刻み続けるのでしょうか。


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呪い村 436

Population_436 POPULATION 436

【2006年製作 アメリカ・カナダ】( 92min )

監督:マイケル・マックスウェル・マクラーレン
出演:デヴィッド・エームズ、レイ・エンス、スーザン・ケルソ

何かの映画の予告を観ていて興味を持ったのでつい借りてきちゃいましたが…。
オープニングの意味あり気なシーンと映画のタイトルから内容は何となく予測がつき、結局やっぱりねぇ…という作品には違いないのですが、以前観た「2000人の狂人」を彷彿とさせたり、時には「ヴィレッジ」時には「チルドレン・オブ・ザ・コーン」など…に共通する不気味な雰囲気がこの作品全体にも漂っていました。

それと何故この村(町?タイトルもどうにかならないのか?呪い村はいくらなんでもあんまりやろ…)は436人しか人が住めないのか?という疑問は一応映画の中で明らかにはなります。
関係ないけど私が昔ステイしてたところは210人しかいませんでしたよ(笑)

この村の住人はかなり狂っている…それは間違いありません。
どこかのカルト集団のような感じ。
自分たちが信じていることや者が全てな住人たち。
“この人たち”に従順にしていれば何にも問題なく平和な場所。

とにかく不気味さが漂う映画で多少ドッキリなシーンもあったのですが、ホラー映画=人が観て怖い という意味で観たらこれはちょっと違うのではないのかなぁという感じ。

観て別に損したなぁという程でもなかったけれど(レンタルだし)、得もしなかったかなぁ…。
どちらかと言えば「つまらない」かもしれない。観る人によっては…
私はこういう類の映画は別に嫌いなジャンルではないけど。
(最近面白いかそうでないかの感覚が半ばマヒ状態の私です(笑))
要するに感想を述べる程の映画ではなかったということです(^^;
なのに書いちゃってるし…ネタ切れ(笑)



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ノーマ・レイ

Norma_rae NORMA RAE

【1979年製作 アメリカ】( 119min )

監督:マーティン・リット
出演:サリー・フィールド、ロン・リーブマン、ボー・ブリッジズ

いや…ホント良かった。泣けた。強くて信念を持った女はキレイ、カッコイイと、本当に心からそう思った。
最近立て続けに、観たら落ち込むような(?)映画を観た後だったから…余計そう思えるのかもしれない。
とにかく、私に活力を与えてくれるような映画!

数年前、一度この映画を観ようとして、その時は何故か集中力が無くて観るの止めちゃったの。
今考えるとすごく勿体ないことしたな・・・
是非この映画は、私の好きな映画のリストに加えておきたいなぁと思います^^


※ネタバレ※


アメリカ南部の紡績工場で働くひとりの女性ノーマ(S・フィールド)が、2人の子どもを抱えながら、新たに芽生える愛、または家族、同士などと共に、労働組合を作るために奮闘し、最後は労働者としての本来の権限を取り戻すというお話です。

これと似たようなお話ありましたね。
「エリン・ブロコビッチ」もそうでした。
こちらもひとりの子持ちの女性が、最後には企業の水質汚染を暴き、住人の署名を集め、結果莫大な和解金を勝ち得た・・・そんな映画でした。

ノーマもエリンと同じで、最初は未婚で2人の子持ち。しかも理想なんてのは夢のまた夢で、毎日ひたすら安い賃金で仕方なく紡績工場に勤めてる、他の工員らとは何ら変わらない普通の女性でした。
ある時ルーベンというひとりの男性が国の繊維組合から派遣され、ノーマに「組合を作ろう。作るべきだ」という話を持ちかけられ、そこからノーマの新たな人生が始まったのでした。

彼女にとってそれは生き甲斐?
そうかもしれません。
それまでの彼女は自分の意志というものがなかった。そう思います。
生きるため、子どもを育てるため、会社にも文句ひとつ言うことなく働いていたのですから。
希望に満ち溢れる一方で、会社からの圧力やいやがらせに耐え、結婚したばかりの夫ソニー(B・ブリッジズ)でさえも、彼女の頑なまでの強い意志を最初は理解出来なかったでしょう。だから夫婦間にもいろんな葛藤があって…
でもソニーって本当にいい人、いい旦那さんなんですよね。

ノーマの意志の強さは、行動や言動にも随所に表れています。

「夫は私のやることに反対しているけど私はやるわ でも後押しはいらないわ」

「私が始めたことよ 私が終わらせるわ」

彼女が会社に対してとったある行動から会社側からクビを宣告されて、彼女は「UNION」と書いた札を掲げます。それまで理解を示さなかった他の工員たちの心をも動かすのです。本当に胸が熱くなるようないいシーンです。

結局その行動のせいで逮捕され戻ったその夜、彼女は寝ている子ども達を起こして、一人ひとりに写真を渡すシーン。
ここは闘う女戦士というより、ひとりの母親なんだなぁと感じるところです。

「ママは闘う 正しいと信じる事のために」

実は彼女を一番理解しているのはソニーなんだと分からせてくれるシーンも大好きです。

「君がどんなに疲れていても、病気になっても、年を取っても、僕がいつも側についている 僕の頭は他の誰もいない 君だけしか」


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ニア・ダーク/月夜の出来事

Near_dark

NEAR DARK

【1987年製作 アメリカ】( 94min )

監督:キャスリン・ビグロー
出演:エイドリアン・パスダー、ジェニー・ライト、ランス・ヘンリクセン


※ネタバレ(しちゃってたらごめんなさい)※
 
「早くDVDにならないかな~」と思っていた矢先にDVD化決定!で即購入したうちの1本です。
そうなんです。何を隠そうこの映画がとっても好きなりざふぃです♪
「この映画のどこにそれ程までに惹かれるのかしらん?」と思いつつ、つい2、3日前にも観たばかりです。
所謂『吸血鬼』映画なのですが、一般的には一応ホラー映画に分類されてしまうものの、個人的には殆どホラーな要素はあんまり感じない作品です。まぁ観る側の解釈で「え~!?これって絶対ホラー!」という方もおられるでしょうが…確かに“人の血を吸う”のですから怖い気もしますが、そうですねぇ。その場合は頭にロマンチックって付けて下さいましね(笑)だから私はこの映画を勝手に「ロード・ロマンチック・ホラー・ムービー」と呼んでいます(な、長い^^;)

はっきり言って、監督のキャスリン・ビグローの映画って、この作品以外はそんなに興味ないです^^;(ファンの方読んでいたら失礼!)

この映画は、人間のフツーの男の子だった主人公が、ひとりの女の子と偶然出会い、魅かれていって、結果ヴァンパイア化するというオハナシです。

冒頭のシーンからドキドキ、ワクワク o(^v^)o
超美人で吸い込まれそうな瞳の持ち主ジェニー・ライト扮するメイという女の子が実はヴァンパイア。で、彼女にケイリヴという主人公の男の子が血吸われてしまうの。ケイリヴ本人は最初訳が分からないんだけどとにかく体調が悪くなってしまい…
この設定で女の子が全然魅力的じゃなかったら、この映画はここで終わってた(笑)
ちょっと可愛いかな?程度の女の子ではこの話は絶対に成立していない!(きっぱり)
がしかし、J・ライト。非常に綺麗でチャーミング。
彼女の出演作がホント少ないのがとっても残念(´ヘ`;)(実際今どこで何をやっているのかも分からないらしい…DVDの特典にて他の出演者曰く)
現代的な顔立ちであるけど、どこかクラシカルな雰囲気も併せ持つような…ミステリアスで…という彼女には正にハマリ役だったのではないでしょうか。

久々に通して観たけど、長さもほど良いし、テンポも良い。それでも大雑把な感じはするし、詳しくはいえないけど「血を入れ替えるぅ~?フツーありえないだろ~」と思ってしまうところは確かにあるんだけど、ホント、ストーリーに無駄がないの。

特にヴァンパイアの集団が実にいい!!
ヴァンパイアとして生きなければならない彼らの苦悩がよく描かれていたと思います。
第一、大好きなランス・ヘンリクセンがいる!(笑)彼がリーダー演じてるってだけでもこの映画は◎です(あは)とにかくこのオヤジは存在感がスゴイ。渋くってカッコイイ。他にもビル・パクストンもいたのよね。この役者さんの中では一番メジャーな人なんじゃないかって気がするのですが、彼は今でも本当にいろんな役を演じててすごいなぁと改めて感じたのでした。
血を吸われる人間は確かに可哀想…反面、何故かヴァンパイア側の立場になって彼らにとても共感してしまっている自分がいたりして^^;

私が好きなシーンは沢山あって、例えばメイに血を吸われてヴァンパイアの体質になってしまった主人公のケイリヴが、なかなか人間を襲えなくて苦悩するところ。メイが彼のために自らの手首を噛んで血を飲ませてあげるシーンもホントそうだし、ラストを語るのは禁句だと思いながらちょっと書いちゃうけど、リーダーのジェシーとダイアモンドバックが最期を意識したシーンなどなど、本当にこの映画について語ろうと思ったらキリがない・・・
最後はとても切ないけど、「普通ありえないだろ!」だけど、爽快ないい映画です^^

クドイようだけど私はこの映画大好きです。



 
 
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夏の嵐

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SENSO

【1954年製作 イタリア】( 119 min )

監督:ルキノ・ヴィスコンティ
出演者:アリダ・ヴァリ、ファーリー・グレンジャー、マッシモ・ジロッテイ


最近ヴィスコンティ監督作品ばかり観ているりざふぃです。

今回この映画観るの初めてでしたが、これは戦争が背景にあるメロドラマでした。(原作は読んでいないので解釈がひょっとしたら違うかもなぁ)

とにかくA・ヴァリ演じる伯爵夫人リビアが圧倒的な存在感で素晴らしく良かった。
昔は「第三の男」とか名作にも出演していたのに、近年は何故かホラーな作品でしかお目にかかれないのが残念。

相手の将校は…確かにハンサムな好青年っぽくはあるけど、最初から何となく胡散臭い感じがしないでもなかったのよねぇ…

(ネタバレになってしまうので、あまり書けないけど・・・ネタバレになるのでこれから観る方はなるべくだったら読まない方がベター)

実際に男の人が付き合う相手として、既婚の年上の女よりも若く綺麗な未婚の女性の方がいいと思うもんね…
必ずしもそーとも言い切れないって反論ある方もおられるかもしれませんが。世の中年上の女が絶対いい!って。
でもまぁここは一般論として…^^;
確かにこの映画のA・ヴァリ綺麗でしたが…
特に情事の後。髪の毛を梳かすシーンはとっても色気があって、本当に素敵です。
あの部屋でのシーンは映画中多分一番好きです^^

このまま終わるはずがないんだよねぇ...やっぱり不倫の代償って高くつくのかな。
このマーラーっていう男。わざわざ彼女が越してきた先までやってきて。それで
「貴女に会いにきた」
みたいなこと言われたら、女だったらみんなポーっとしてしまうに違いない...それが色男なら勿論(笑)
「私ってとっても愛されているのね!」って。きっと私も勘違い女になってしまうと思う。
特に日本の男性は(うちのダンナはどうかな?)口ではあんまり奥さんに普段から「愛してる~♪」って言わない
よね?

この後の展開は、まぁ絵に描いたような筋書きで。
案の定マーラーってやっぱりお金目当てだったのね...金持ちの女だったら、誰でもいいんかいっ!(怒)
「このお金があれば僕は徐隊になって自由になれる」その言葉を信じちゃったリビアが愚かなのか...

でも彼女の気持ちと行動は何となく理解出来ます。私ももし彼女の立場だったら、同じ様なことするかもな。

最後まで彼を信じて、そして全てを捨てて彼に会いに行くリビア...
あ~この後はちょっと耐え難いものがありましたね。
彼女がとっても可哀想すぎだし...それにこの堕ち方。半端じゃありません。


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21グラム

21g 21 GRAMS

【2003年製作 アメリカ】( 124 min )

監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
出演者:ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロ

久々に映画感想カキコします。
今年になって恐らくDVDやVTRで10本以上は観ているはずなのに、全然Blogの感想が追いついていません^^;
観たら直ぐ感想書かなきゃだめだって実感しています。

家族を突然事故で失ったひとりの女(ナオミ・ワッツ)、その事故の加害者で妻子ある男(ベニチオ・デル・トロ)、
心臓移植を待っていて今にも死んじゃいそうな男(ショーン・ペン)の3人。
事故にあった夫の心臓を心臓移植を待っていた男に移植する決意をするクリスティーナと自分に心臓を与えてくれたのが誰なのか知りたいポール。事故を起こしてしまい結果轢き逃げをするジャック。

この映画観終わって…
う~ん。何とも言えない疲労感が。
冒頭の方はさっぱり理解できなかった。
映画の中で時間が過去と現在で行ったり来たりしているので、「あ~そうだったんだ~」って理解するまでに、全体の3分の1位の時間が経過していました(笑)
主演の上記3人には何もいうことはありませんっていうか演技は文句なしに素晴らしかったんだけど…
時間が過去と現在でリンクする作風は別に構わないんだけどとにかく理解しづらい!
メメントは現在から過去って作り方だったし、フランス軍中尉の女も現実と映画の仮想世界での話だったので、そういう意味ではまぁ面白いとは思うんですが…
テーマがテーマでただでさえ重いのに、とにかく難解でした。

こういう映画は好きか嫌いか分かれるところだと思いますね。
正直私はもう1回観たいかって聞かれればNOかも。
(でも冒頭からもう一度観て納得し直してみたいのは事実)
不条理っぽさが鼻につくっていうか…キライっていうのとはちょっと違うんですけど。
気に入らないのは、クリスティーナとポールの出会い方…はまぁよしとしましょう。でもあんなにあっさり彼女が彼に抱かれるとは思ってもみなかった…
なんか旦那の心臓を持つ男となんて正直彼女の胸中が私にはよく理解できません…
でもだからなのかな~とも思ってみたり…?う~ん複雑。映画だから…時間に限りがあるのはよく分かりますが、
もう少し丁寧に彼女の心境の変化?とか描かれていても良かったのでは?人間ドラマなのに、その辺がちょっと簡素化しすぎ。
一番可哀想なのはポールの奥さん…めっちゃ可哀想過ぎ…

2人の男女が出会って惹かれあってしまったら、実際にもこういう事ってあるのかもしれませんが何か後味悪い。

ところで。
ベニチオ・デル・トロは上手い役者さんですね^^誰かに似ている気もしますが凄い存在感がある。
ショーン・ペンもナオミ・ワッツも勿論良かったけど。

とにかく観終わっていろいろと考えさせられる映画ではありました。うちにも夫と娘がいるのでねぇ。
もしクリスティーナのような目にあったら…と思うと本当に怖い。
 



 
 
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ナチュラル・ボーン・キラーズ

Natural_born_killers
NATURAL BORN KILLERS

【1994年製作 アメリカ】( 119min )

監督:オリヴァー・ストーン
出演者:ウディ・ハレルソン、ジュリエット・ルイス


風邪引きのためここ数日はおうちでゆっくり過ごしていました。こういう時こそ映画を!と思ってつい観てしまったのが…
『ナチュラル・ボーン・キラーズ』
熱が38℃もある時に観る映画じゃなかったかも(@_@)
監督はオリヴァー・ストーンなんですが、原案は私の大好きなタランティーノ。
でもずーっと長い間観るのを拒んでいた(?)何故だろう…なかなか観ようとは思わなかったのですねぇ。
内容は強烈なのだろうなとは当初から覚悟はしていました。

この映画。人によって感想がまちまちで、好きかキライのどっちかにハッキリ分かれる映画なんですよね。
(周囲でもそう…)
だって、人をバンバン殺しまくりですよ!それも何も罪もないフツーの人を。
これは映画の中だけだからって割り切れれば爽快なのかもしれないけど…
流石にこれはやり過ぎかな…と。思わなくもなきにあらず。

犯罪関連の本などによく載っている殺人者。
所謂有名な殺人鬼たち。C・マンソンやJ・W・ゲイシーetc…
この映画の2人のカップルもそういう類に属する人達。
殺人に美学なんて求めていたら、世の中マジでめちゃくちゃになってしまいますよねぇ。

結局最後何を伝えたかったのだろう?
過剰なマスコミ報道に対する批判?それとも…
監督は「殺人を肯定していない」って言ってるけど、この映画からは、とてもそうは思えなかったです・・・悪いけど。
オリバー・ストーン監督は嫌いな監督ではないだけにその辺複雑です…
「好きではないけど嫌いでもない」ってところです。
映画としてみればなかなか面白いんだから…映画と現実のどこにボーダーラインを引けばいいんでしょ。

仮にこの映画。タランティーノがそのまま監督していたら、どんな風になったのかなぁと興味があります。
どちらにしても、超ド派手映画には違いないっ。お子ちゃまは観れないわぁ。

 
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28日後...

28_days_later
28 DAYS LATER

【2004年製作 イギリス・アメリカ・オランダ】( 114min )

監督:ダニー・ボイル
出演者:キリアン・マーフィ、ナオミ・ハリス


凄い台風でしたねぇ~
窓ガラスが割れたり、もしくはスカパーのアンテナがどこかへ吹っ飛んでしまうんじゃないかと心配してました。

オリンピックが閉会したと思ったら、今度は台風のせいで夜眠れなくなってしまったので、映画を久々に観てました。
タイトルは『28日後...』。
あのトレインスポッティングのD・ボイル監督作品です。
最初この映画は全くホラーだと思っていなくって、途中から「この映画は意外とホラーなんだぁ」って気づきました(笑)

※ここからネタバレ

しっかしスッゴイ話ですねぇ。
主人公の男の人が目覚めると突然人々が消えていて…
たった一滴の血で精神が破壊されるという恐ろしいウイルスに街の人々が次々と感染していって…結果ゾンビ化(笑)
街の雰囲気、ゾンビ化した人達…何となくかの有名なゲームのバイオハザードを思い出す映画でした。

観終わった感想は意外と面白かったです。が、変な映画だなぁと。実は変な映画好きです(^^;)この映画はホラー
の先入観があって観ると肩透かしを食らうかも。ゾンビは怖くない。生きた人間の方が絶対怖いって。
この映画観てそう思いました。
映像は綺麗でした。カメラワークも。ホント前述のバイオの世界だなぁと。
エンディングが2つあるのですが、私はHappyな方がいいと思いました。もうひとつのは…ただでさえ救われない話なのにそこまでしなくても…好みですけどねぇ。
俳優陣はあまり日本では知られていない方々ばかりと思いますが(多分)キャスティングは良かったと思います。


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