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The_hole_2 THE HOLE

【2001年製作 イギリス】( 105min )
監督:ニック・ハム
出演:ゾーラ・バーチ、デスモンド・ハリントン、ダニエル・ブロックルバンク、キーラ・ナイトレイ


イギリス名門のとあるパブリックスクールに通う男女4人の生徒がある時忽然と姿を消した。リズ(ゾーラ・バーチ)という少女がただ一人18日後に生還し、彼女の口から事件の真相が次第に明らかになっていくのだが・・・


※ネタバレあり※


古今東西問わず思春期の少女の心の闇をモチーフにした話は数多く・・・はないだろうけれど、度々お目にかかることがある。
この映画に登場するリズも、そのひとりだ。

以前「悪い種子(たね)」という1956年製作の古い映画のことを書いたが、こちらは8歳の子供だった。リズの年齢の恐らく半分位なので若干シチュエーションがちょっと違うかもしれないが、邪悪な心を持った娘ローダに悩まされる母親クリスティーンの苦悩を描いた映画。ネタバレしてしまうと、悪い遺伝子を受け継いでいるからこのような邪悪な心を持った子供が生まれたのだetcのような件(くだり)がある。一応悪事をする子には理由(わけ)があるという説明が映画の中でなされているのだ。

本もいくつか思い出したところで、似たようなタイトルの「悪い種子が芽ばえる時」。
タイトルに惹かれて前に偶然一度読んだだけなのだが、「穴」に出てくるリズはどちらかといえば、ギルが書いたザニーに近いような印象がある。リズの心に潜む邪悪な心は、少女の頃はどうだったのか?などと詳しくは描かれていないので、何故こんな大それた恐ろしい事をしてしまうような少女に成長してしまったのだろう?と不思議に思うところはある。果たして原作を読んでみればその理由も分かるのだろうか?恐らく理解はできないだろうけれど。
他にも前に書いたアン・クリーヴスの「大鴉の啼く冬」に出てくる・・・おっと!これ以上は完璧ネタバレになるので書かないようにしよう(^^;;

映画としては、もうちょっとここは○○の方がよかったなぁとかツッコミたい箇所はいくつかあるけれど、私自身はこの映画決して嫌いじゃない。イギリスの伝統的なパブリックスクールと“防空壕”の中が物語の舞台という設定が、この映画全体の不気味さと相まっていい感じ。

依存心・愛執・・・
リズの心理は計り知れないけれど、人一倍強いと感じた。他のこと(人もそうだけど)はどうでもいいの。彼女にとっては。

“彼が好き”の一心で、リズに振り回された人は結果命落とすわけだから・・・ヒドイなぁ。

リズ役のゾーラ・バーチ。
「アメリカン・ビューティー」「ゴーストワールド」etcと、子役時代から活躍されている女優さんだが、若いながらしっかりした演技力がある。決して美人タイプというわけじゃないが、人を惹きつける不思議な魅力(魔力?)の持ち主。とにかくこの手の女優さんは眼力(メヂカラ)があるかもね(^∇^)クリスティーナ・リッチに通じるところもあるけど・・・もうちょっと年が上だと、ジェニファー・ジェイソン・リーのような感じ?
演技で勝負できる人、説得力がある人は、顔立ちがどうのこうのなんて二の次なんだろうなぁ…


 

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コメント

そんな顔顔いわんでも。

投稿: tue | 2009/03/10 16:58

>tueたま

≧◇≦あはっ
実はゾーラ・バーチもそうだけど、クリスティーナ・リッチみたいな女優さんって結構私のツボだったりしますhappy01
↑決して貶して書いてるつもりはなかったんですが(^^;(一応褒めてるつもり?)

少なくとも「穴」では、キーラたんの方が美少女然としてたのは事実。「アメリカン・ビューティー」でもミーナ・スバーリの引き立て役のような存在でしたし…
まぁ確かに後から読み返すと「顔」のことで締めくくっちゃったんで、後で憶えていたら訂正しておきますw

投稿: りざふぃ | 2009/03/10 17:28

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