パンズ・ラビリンス
どう森通信のおかげで、かなりたくさんの映画鑑賞ができたりざ夫です。
他人の通信(妻ですがw)観てても退屈なんだよなあw
さて、今年観たかった映画の1本「パンズ・ラビリンス」を紹介します。
俺の贔屓のスペイン映画。「ミミック」「デビルズ・バッグボーン」など趣味(俺のw)な映画を撮っている、ギレルモ・デル・トロ監督の作品です。有名なのは「ヘル・ボーイ」ですが、やっぱり本骨頂はこの手の作品。今回も期待を裏切りませんでした♪
ジャンルはダークファンタジーとなってますが、ストーリーはスペイン内戦時の愛憎劇。とにかく徹底して現実世界の悲惨さが描かれています。これ童話として子供には絶対見せてはいけません!
とにかく、この愛憎劇が酷い。冷酷で残忍なレジスタンス討伐隊の義父の存在感、言いなりになるしかない母、その悲惨な出産シーン等、かなり残酷な話が丹念に描かれて続くなか、空想好きの少女:フェリアは現実世界から逃避し、森の中の不思議な世界へ引きずり込まれていく・・・
悲惨な現実の合間、「パンの牧神」を中心とした、ファンタジーが繰り広げられるのですが、その映像は素晴らしい!ギャップが激しいので、ひときわ際立ちます。一見の価値あり。
その不思議な世界が空想なのか、はたまた現実なのか?まあ想定通りだろうなあって思いながら、ラストでのどんでん返しを期待するのですが・・・後は見てのお楽しみ。残酷orハッピーエンディング?
さて、映画を観る前に、「パンの牧神」について予備知識があると、より面白く見れます。
「パーン(ギリシア神話」
まあ、もともと”神”って呼ばれるものは、結構陰惨な逸話が多いのですが、このパンの牧神もそう。
自分は、実は中学生の頃、「怪奇クラブ」(Aマッケン著書:創元推理社)で初めてこの神の事を知ったので、”=邪神”ってイメージしかありませんでした。興味を持たれた方、是非一読を。
「パンの大神」
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コメント
色んなヒトから勧められ、観よう、観ようと思いつつ、未だ未見ですww
なんだかんだ言ってデルトモの作品は『ミミック』くらいしか観てないなぁ…
投稿: Alan・smithee | 2008/12/30 23:37
最初、
パンの大神の映画化だと思ってました。
確か高橋洋/映画美学校関係で、
映像化の企てがありました。
投稿: tue | 2008/12/31 02:54
>Alan・smitheeさん
毎度どうもー。
へー、まだ未見ですか?是非ご覧になって下さい。
「ミミック」のような快作ではないですが、
独特のワールドは十分堪能できますよ♪
投稿: りざ夫@今回はメジャー | 2008/12/31 03:54
>tueさん
毎度です。
ほう、さすがAマッケンの「怪奇クラブ」ご存知のようで。
この本は俺は好きですねー。ブラックウッドやMRジェームズなんかも好みです。
ラヴクラフトは別格としてね。
へえ、日本で映像化の企画があったんですか?
日本では神の扱いが異なるので、脚本が難しいでしょうね。
また面白い情報があったら、教えて下さい。
投稿: りざ夫@さすがマニアック | 2008/12/31 04:00