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パニック・イン・スタジアム

Noimage TWO-MINUTE WARNING

【1976年製作 アメリカ】( 113min )
監督:ラリー・ピアーズ
出演:チャールトン・ヘストン、ジョン・カサヴェテス、マーティン・バルサム


  
※ネタバレあり
 

当時はヘストンの評価が今ひとつだったとかなんとか?実際のところはよく分からないけれども、この映画を観る限り、"SWAT隊長"のカサヴェテスの役柄の方が断然魅力的には映るけれど・・・何より彼は渋い演技をしていたし尚且つ素晴らしい演技をしていたので、それで比較されてたのかもしれない。

犯人らしき人物がホテルの一室からライフルで一般市民に向けて発砲するシーンからドキドキすることはするのだが、それから暫くは、「間延び」した感じがしたのは正直否めない。
人物を事細かに紹介しておいて、それから本題に入る・・・みたいな感じ。
勿論登場人物の一人ひとりがどんな人物なのか丁寧に描かれていたことで、後半が最高潮に盛り上がる映画になっただろうとは思う。

この映画は間違いなく終盤近くが面白い

原題から分かるように、最後の2分間がこの映画の全てと言っても過言ではないと思うのだ。

ロスにある大きなスタジアムにアメフトの試合を観に来ていた客。その数およそ10万人。
客の中には所謂VIPと呼ばれる要人が数名。
犯人は恐らくこのVIPを狙っていただろうということしか映画では分からない。犯人が誰に雇われていたとか、真の目的が何だったのかということはこの映画の中では最後まで全く明らかにされない。
そう。結局のところ犯人に関しては、最後までどういう人物か分からない。唯一判明したのは名前だけ…。
この映画は犯人が凶悪犯であることは分かっても、そういうことに重点を置いていない。
犯人がどこの誰でなんてことは全く関係なくて、分かっているのは凶悪犯であるという事実のみ。

パニック映画らしい後半の盛り上がりは、単にパニックと呼ぶには想像を絶する描かれ方だった。
犯人が試合終了"2分前"になってスコアボードのある塔の上から観客席に向かって無差別に発砲するシーンは観ていて身震いした。
どこから撃ってきているか分からない観客らは一目散に我先にと逃げ惑う…まさにこの世の生き地獄。
撃たれた人もまたそうでない人もみんな一斉にパニックに陥るのだ。

本当に怖い映画だと思った。



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映画/ハ行」カテゴリの記事

コメント

へ~それは、コワイ映画ですね

現実にもあるような、時代になりましたから余計にコワイ!
かなり古い映画なのですね

投稿: ほり | 2008/03/17 19:17

>ほり坊たま

どもコメント有難うございます(^^)

パニック映画はこの70年代は特に多かったような気がします。
代表格は「タワーリング・インフェルノ」。
ビル火災のやつですね~あれも怖いsweat01
スタジアムよりもっと閉鎖的だから、ある意味もっと怖い映画かもしれない…上でも勿論十分過ぎるんですが(^^;

現実に起きそうな・・・ってのが恐怖心を余計に煽るんでしょうねぇ…
こんなとこもし娘といたら…想像しただけで夜も眠れなくなりそうです。

絶対お化けより怖いよeyeん?

投稿: りざふぃ | 2008/03/17 22:20

りざふぃさん・・・最後のコメントが良いですね(笑)

投稿: ほり | 2008/03/18 05:44

>ほり坊たま

ふふふhappy01
いざとなったら坊様に退治してもらいます(笑)
ね?shine

投稿: りざふぃ | 2008/03/18 11:09

ラストの逃げ惑う大観衆は凄かったですよね。
ヘストンは正直どうでもよくて、カサヴェテスがとにかくかっこよかったです。
そういえば、ジーナ・ローランズも出てましたね。

投稿: micchii | 2008/03/18 12:21

>micchiiたま

そうですよね~ヘストンはここではイマイチでしたね(^^;
upにはつい書きそびれてしまいましたが、カサヴェテスの奥方ジーナが勿論おりましたよねheart04
夫婦で共演でも夫婦役ではなかったですが・・・
終盤彼女が出てくるシーンは可哀想でしたshock
・・・にてしも、カサヴェテスはやっぱりハンサムheart01だわ(笑)

あの逃げ惑うシーンは、みなエキストラだと思いますが本当にスゴイ数・数・数!!
迫力満点でしたねscissors

投稿: りざふぃ | 2008/03/18 14:45

観客の一人が自分だったら、そうとう恐ろしいと思う。

原因も目的も分からずに、そういう映画ってめずらしいと思うんだけど、そうですか?

今日は真面目な私です。(^^)/☆イエイ

投稿: かじゅーん | 2008/03/18 19:10

>かじゅたま

ばんわ~(^^)heart01

本当に怖いよねshock人がバッタバッタ倒れて・・・その上を人が踏んで・・・あ~おそろしや~~

自分ひとりだったら何とかなるんじゃないかって思うけど、子どもがいるとハンデですよねぇ><

そうなんですよね…目的。
多分想像では「その要人の誰かを抹殺する」のが目的だったのかもしれないし…でも冒頭で殺された人は全然関係ない一般市民だと思うので、無差別だったのかな~とか、いろいろ考えられます。

この頃ってこういう変わった・・・というか個性的な映画が多かったのかな(笑)
社会派ドラマも多かったし。自己主張の強い(?)映画っていうか。

今はセオリー通りの映画が多くなった気もするので、そういう意味ではこの時代は辛口映画が多かったのかもしれませんねeye

投稿: りざふぃ | 2008/03/18 21:00

パニックインスタジアム 早速観たい映画リストに入れましたww
チャールトンヘストンは、偉大な俳優だと思うけど、全米ライフル協会の会長してたから、印象悪いわぁ・・・
で、早速調べてみたら、レーガンと同じく、アルツになってたんねぇ・・・

投稿: けろこ | 2008/03/19 20:42

>けろこたま

今日のこちらへの滞在に、延長料金が発生しますがよろしいですか?(爆)

どうぞどうぞ~入れちゃって下さい(笑)
パニック映画ってついつい観ると嵌ってしまうものが多くって(^^)
ジョン・カサヴェテスって役者としてはあんまり作品に恵まれてないと思うのですが、この映画のカサヴェテスは良かったですnote
勿論監督カサヴェテスにLOVEなんですけど、でも顔もとってもハンサムだし(笑)

・・・にしても、え~~~!?ヘストンって「ライフル協会の会長」(?)だったんですかsign02
さすがそういうの詳しいですね~けろこたまhappy01
「ベン・ハー」のヘストンは結構好きだけど、この映画は特別・・・って感じでした。思ったより印象が薄いっていうか(^^;

アルツハイマーだったんですか…なるほどconfident

投稿: りざふぃ | 2008/03/20 00:25

そうそう!カサヴェテスは、ジーナ・ローランズの旦那はんでしたね。
カサヴェテスって、往年のハンサム俳優代表みたな人やねw
実は私、彼よりも奥さんジーナ・ローランズの方が、大好きですheart02
彼女の主演映画グロリアは、5本の指に入るぐらい好きで、
数少ない繰り返し観る映画の一つですgood
いつ観ても、カッコエエーーーーーーーーheart04

投稿: けろこ | 2008/03/20 17:11

>けろこたま

こんばんは~^^

私もジーナ・ローランズ大好きですheart04
↑でコメントくれているmicchiiさんも同じく大ファンですよ~happy01
私はカサヴェテスは俳優として・・・ではなく監督としてLOVEっていう意味で↑のコメントに書きました(^-^)

彼女の「グロリア」は本当にサイコーですっ。
(あの後リメイクされたS・ストーンのやつは全然ダメだったけど)
他に同じく夫婦で出ていた監督がカサヴェテスの作品「オープニングナイト」やピーター・フォークが旦那役だった「こわれゆく女」も本当にスッゴクいい作品ですshine

投稿: りざふぃ | 2008/03/20 21:01

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