« マリオカートDS わいふぁいに向けてその2 | トップページ | 今日はネタを失った(笑) »

スティーブン・キング 悪魔の嵐

Storm_of_the_century STEPHEN KING'S
STORM OF THE CENTURY

【1999年製作 アメリカ】( 262min )

監督:クレイグ・R・バクスリー
出演:ティム・デイリー、コルム・フィオール、デブラ・ファレンティノ
 
 
メイン州に位置するその小さな孤島は、かつてない強大な嵐に襲われようとしていた。島の住人が嵐に備えていたまさにその時、女性の惨殺死体が発見される。現場には犯人と思われる人物が残っていたが、人と呼ぶにはあまりに不気味な姿をしていた。その男は自らをリノージュと名乗り、この前代未聞の嵐は自分の仕業だと告げる。そして「要求に応じれば嵐と共に去る」と村民に選択を迫るのだった・・・。


キング自身が脚本・製作総指揮を手がけたTVムービー。
実質4時間以上もある長編で見応え十分だった。

※ネタバレあり※

初っ端からいきなり老女の殺人事件。
しかも容疑者は堂々と姿を現している。明らかに普通ではない状況。何故この一見すると人の良さそうな老婦人が見るも無残な姿で殺されなければならなかったのか・・・
冒頭からいきなりあっと驚かせ、観る者をぐいぐい引き込んでいくところは流石スティーブン・キング。

果たしてこの容疑者は人間なのか?人の姿をした悪魔か?

不可解な殺人事件の後、島民は嵐がくることを察して着々と準備を進めていくのですが・・・

さてさて...ここから島民にとって、とても過酷な、本当の意味で「世紀の大嵐」になるのですが・・・

長編作品なので人物描写は思っていた以上に細かいです。
島民それぞれに事情を抱えているのが分かるし、また謎の人物(容疑者)が非常に存在感があります。

この映画で、この世の正義と悪は何なのか?を、観終わった後、十分に考えさせられてしまうようなそんな作品だと思います。

キングが脚本・製作総指揮を自身が手がけているとあって、個人的にキングの“拘り”を感じるような箇所が何シーンかあったように思います。

観ていて辛かったのは…
やっぱり終盤でしょうね。

子どもを“人質”というか云わば“生贄”にして、島民が日々の平穏さを取り戻すために決断したこととはいえ…
“究極の決断”をしなければならず、ただひとり最後まで屈しなかった主人公のマイクは偉いというと意味がちょっと違う気もしますが、正義感が人一倍あったかなと。ただ妻のモリーは絶対に責められないです。それは他の島民も同じ。

モリー自身も最後には本心が言葉で出るんですが、“謎の人物”に「あなたは自分を偽ったのだ」と言われ…

本当に辛いです。

大切なものを失って初めて分かること、気づくことって絶対あると思うのです。
人間だから…神じゃないから…



banner_03
  

↑ランキングに参加しています よろしければお願いします。

|

« マリオカートDS わいふぁいに向けてその2 | トップページ | 今日はネタを失った(笑) »

映画/サ行」カテゴリの記事

コメント

これ、実は、手元にあるんですが、まだ観てなかった。
りざふぃの解説が、あまりに上手くて、急に観たくなった(爆)
明日にでも、早速見てみようかなぁ・・・

投稿: けろこ | 2007/09/19 10:20

>けろこたま

こんにちは~♪
これってキング作品らしいといえば凄くらしい作品だと思いますよん。
でも割と地味かなぁ…
その「謎の人物」の役者さん。他の映画でも何作か観ている俳優さんだったんだけど、この映画ではなんとなく「羊たちの沈黙」に出てくるアンソニー・ホプキンスを若くして…あそこまでアクは強くなくてって感じでした(笑)

↑ネタバレとは書いてるけど…ちょっとバラしすぎかなぁ…(汗)
でも遠回しな言い方だから観ないときっと分からないよな(ココまでひとり言(笑))

なんだーお持ちなんですね~
そうですね~何話かに分けて観るのもいいかもです。
だって長いし…^^;

投稿: りざふぃ | 2007/09/19 16:35

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36383/16488253

この記事へのトラックバック一覧です: スティーブン・キング 悪魔の嵐:

« マリオカートDS わいふぁいに向けてその2 | トップページ | 今日はネタを失った(笑) »