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発達障害について理解を深める

日付が変わってしまいましたが、先週末娘が通う小学校で「発達障害」をテーマにした講演会が行われたので聴きに行ってきました。
この小学校では年に1度、PTAの人権啓発委員活動の一環でいろんなテーマで講演会が行われています。
当初は、私自身が広報委員なのでその取材も兼ねて…でしたが、聴いてよかったなと思える中身の濃い講演会でした。
この度発達障害者の支援に携わっている3人の方々の話を聴いたわけですが、ご自分の経験に基いた話もあり…すごく重いテーマを時にはユーモアを交えながらお話して下さいました。

そのうちひとりの方は、自身にも重度の自閉症の息子さんがいらっしゃるとのこと。現在、大阪市内で「知的障害児(主に自閉症児の親の会)の明日を考える会」を立ち上げられた方です。

所謂発達障害といっても症状はそれぞれで、ひと目で分かるものから本人が黙っていたら全く気づかないものまで本当に様々です。
一般的に言われているものは主なところだけでも・・・広汎性発達障害(PDD)、自閉症、アスペルガー症候群(AS)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)などなど他にもあります。

講演会の中では、その場合の本人を取り巻く周囲の人たちについて次のようなことを言ってました。

●親は         → 躾ができてない、愛情不足
●子どもは       → 我がまま、怠けている
●先生から       → 考えすぎ、甘やかしすぎ
●専門家からは    → 様子をみましょう
●親族(祖父や祖母など) → いつか追いつく

なるほど…これは確かに非常に気づきにくい、気づかれにくいだろうなぁと思いました。
そして知らないとはいえ、何と無責任な…とも思いました。(私も人のことは言えませんが)

また有名人の中でも沢山いることを知りました。
有名なところでは(以下敬称は省く)トム・クルーズ、ビル・ゲイツ、黒柳徹子、アインシュタインetc
私は坂本龍馬もそうだったのか~と、ちょっと驚きでした。
しかし実際に発達障害についての研究が進んだのはここ10年位の間のことらしいです。実際にはまだまだ病院に行って診断されたとしても、悲しいかな…「誤診」も多いのが現実のようです。
そしてPDDとLDやLDとADHDなどと単独ではなく重複している場合も多いとお聞きしました。尚一層複雑ですよね。

その他具体的な対応の心がけなどもお聞きしましたが、大事なことはあくまでも本人の意思を尊重させるということらしいです。自分で決定選択責任をというのが基本らしいです。そして否定的な表現ではなく肯定的に、抽象的よりは具体的に、そして最も大事なことだろうなと思ったのですが「しっかり」、「もっと」、「ちゃんと」などは言ってはいけないということです(これは勿論健常者の子どもに対しても当てはまりますよね)

社会全体でまだまだ認知度が低いというのもあるんでしょうが、実際上に挙げたような症状の子どもを持つ親…もしくは本人は(大人になってから分かる人もいます)さぞ辛く、苦しいだろうなと思います。

自分以外の他の人たちに自分のことが理解されないって・・・本当に一番辛いじゃないですか。

講演の時頂いたパンフの最後に載ってた言葉が印象に残ります。

重要なことは、何を持って生まれたかではなく、
持って生まれた能力をどう使いこなし、
与えられた力の中で、
いかに幸せに生きるかである。

正しくその通りと頷いてしまいました。



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心と体」カテゴリの記事

コメント

ネットからすっかり遠のいていて、とてもお久しぶりです。

「発達障害」の歴史はまだ浅いですが
何でもこれではないかと片付けてしまいがちな面もありことを感じています。
社会にありのままを受け入れる気持ちが行き渡ることが必要なんだと思います。

そもそも「基準」ってなんだろうと思うのです。
人間が人間の社会の都合で決めた「基準」
でも、それは、「魂」が幸せになる「基準」とは合わない面もあると思います。
「魂」が幸せに感じることが一番だとこの頃はそう思います。
でも、社会生活もしないといけませんから、
そこにジレンマ。。。。。ありますね。


投稿: ちゃびこ | 2007/09/18 08:15

私もこれまでに幾人かの発達障害の子どもたちと接してきましたが
様々な問題がありますね。
その中でも気になったのが「二次的障害」でした。

特に軽度の場合、丁寧に指導をし時間をかければ本人なりのペースで成長してゆけるのに
周りの子どもたちからの心無い一言や
何も言われなくても自分で「みんなと同じようにできない」と気づき
そのことで萎縮してゆく、というものです。

しっかりと子どもたちの成長を把握し、それが乏しい子どもには
それに見合った指導、教育をしていくことはとても大切なことです。
けれど、それによる弊害もある気がします。

昔を懐かしむ、ということではないですが
教室を這いずり回っている子がいても
すぐにかんしゃくを起こす子がいても
大人も周りの子どももそれをことさら取り立てることもなく
時間が流れていた頃には、もう少し「人として」認められる範囲が広かったように思います。

人が得た知識と「もともと人はそれぞれ違うのだ」という認識が
上手く両立され、社会で共に生きていくことができればと
心から思います。


投稿: やんやん | 2007/09/18 08:24

>ちゃびこたま

こちらこそ大変ご無沙汰しておりました^^;
夏は1ヶ月くらいまともにネットすらしてなかったんですけど、最近になって復活しました。
またよろしくです(^-^)♪

確かに…
今回こういう話を直接聞けたのは有意義でしたが、どれもこれもみなそうだと決め付けるのは…どうかなという気もします。
100人中6人もしくは10人くらいいると言われてるそうですから、昔からかなりの人がこれらの症状で悩んでいたとは思うんですよね。でも病院なり親なり先生なり…周囲が気づかなかったからそのまま大人になった人も沢山いると思います。で、成人してから気づいた人がそれらについて語り始めたので今のように様々なことが分かってきたっていうか…

私もちゃびこさんがおっしゃる、

「魂」が幸せに感じることが一番だとこの頃はそう思います。

本当にそう思います(^-^)


>やんちゃま

そうか~やんちゃまは何人かそういう子たちを間近で見てきたのね?↑のちゃびこさんややんちゃんはそういう現状を肌で感じているんだね…

今回の講演の中でおっしゃっていたんですが(お二方はよくご存知なことかもしれませんが)、こういう子たちは一概には言えないですが「記憶力」が抜群に良くて、それが必ずしも良いことだとは言えないというものです。
普通人は過去の幸せではない記憶は封印したがりますよね?それらも全て今さっき起きたことのように憶えているというのです。
常にフラッシュバックが起きる…これは辛いなぁと思いました。

本人に幸せに感じてもらえる環境を作る…並大抵ではないでしょうが、そういう行動を周囲の人がもっと積極的に行わなきゃいけないんだろうなって思いました。

普通の子でもそうですが、貶して伸びる子もいれば褒めちぎって伸びる子もいるし。
本人にやる気なり生きがいを見出してやるのはとても大事だなーとつくづく思いました。

投稿: りざふぃ | 2007/09/18 09:26

息子は何とか通学しているようです。私達の家は安佐南区と言う北部の住宅街にありますが、そこから橋げた落下事故で
有名になってしまった新交通システム「アストラムライン」と言う乗り物で片道約30分+徒歩20分の距離をゆっくり
自分のペースで通っています。徒歩で通る時間帯はわかっているので一度影から観察してみようと思うまま、結局確認して
おりません。自分で何とかするでしょう。してもらわないとこれから先どうしようもなくなりますんで・・・

彼の部屋の学習机は小学5年の2学期から全く本などの配置が変わっていません。しかし今、通っているフリースクールでは
ほぼマンツーマンに近い形で毎日勉強なるものをしており高校履修の単位をとるためだけでなく、小学5年で止まってしまった
勉強を少しでも取り戻せるように日々努力しているようです。

状態はさほど変化しておらず、相変わらずお風呂は私が入れてやり(今も入れてきましたが)食事等は妻がほとんど食べさせて
やっています。それ以外はゲームをするか部屋をずーっと徘徊しております。

まだまだ今後のプランがまとまりません。後天的でしかもイジメ等による外的要因で今の症状になったにも関わらず回復に
関しては非常にゆっくりしたものです。たまにですが夫婦とも我慢しきれなくなって彼をせかしてしまいます。

発達障害・・・昔からあったんだと思いますがその中のいくつかはアトピーなどと一緒で現代における不可思議な症例だと
思います。私達はとにかく焦らずゆっくりと彼をサポートしていく事が大事だとつくづく感じさせらています。

こちらの記事、大変参考になりました。同時にご意見等も非常に興味深く拝見させていただきました。ありがとうございました。

投稿: Remy | 2009/07/01 21:33

>Remyたま

おはようございます~
息子さん何とか学校まではひとりで通学してるのね?それを聞いてちょっと安心しました^^
Remyさんや奥様のご苦労もお察しします。

つい・・・急かしてしまう・・・親なら必ずあると思います。
第一、普通の子供、そうじゃないなんて決め付けるのも変な気がします。だからそういう意味で、自分の子供に普通に接していくのは自然なことのように思えます。だからRemyさんは私から見ればすごく頑張っているなと感じます。
社会性というのはこれから大人になっていくうえで大切、大事なことでしょうが、とりあえず今できることを今やればいいのではないでしょうか?

私が言うのは筋違いなのかもしれませんが、↑のお二方がおっしゃってるように、この子の個性なんだ!と親や周囲の大人たちが割り切って過ごされていくのが、結局現状でできる一番のことなんじゃないかなと思います。
世の中これだけたくさんの人が同じように悩みを抱えていらっしゃるので、徐々に認知されつつある?と思うのですが、実際どうなんでしょう?

勿論今後息子さんがどのように成長されていくかは分かりませんが、Remyさん家族は、焦らず、じっくりと息子さんと接していってほしいなと思います^^

とにかく頑張ってください~happy01
Remyさんは“元気印”でいつものRemyさんでいて下さいhappy01

投稿: りざふぃ | 2009/07/02 09:25

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