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暗くなるまで待って

Wait_until_dark WAIT UNTIL DARK

【1967年製作 アメリカ】( 108min )

監督:テレンス・ヤング
出演:オードリー・ヘップバーン、アラン・アーキン、リチャード・クレンナ
 
 
オードリー・ヘップバーンといえば、私が好きな作品は「ティファニーで朝食を」と「シャレード」なんだけど(え!?「ローマの休日」は?ってツッコミ入れられそうだけど)、この「暗くなるまで待って」。なかなか面白かったです^^
「麗しのサブリナ」のように、とっても可愛くって恋する乙女じゃなくったって、たとえジバンシィの服を身に着けていなくったって、やっぱりオードリーはオードリーなんだ。


※ネタバレも時々あります。注意してね※


内容は、夫サム(エフレム・ジンバリスト・Jr)が空港で見知らぬ女リザから謎の人形を預かったことから、オードリー演じる盲目の主婦スージーが事件に巻き込まれていく・・・といったお話。

何しろこのスージー。目が全く見えないということで、それだけでもかなりのハンデです。もし自分がこんな目に遭ってしまったら・・・ゾォ~{{{{{+_+}}}}}
まぁ考えようによっては、目が見えなかったから、殺しの対象にはなかなかならなかったのかな?とも思いますが…だってね~いきなり家に帰ってきて、見知らぬ男たちが家の中にいて、それに気づいたりしたら・・・普通はそこで殺されてしまうもんね。

3人の怪しい男たち。
彼らが言葉巧みにスージーに近付いていって、何とか人形を取り戻そうとあれこれ試行錯誤。
マイクは、サムの友人になりすまし、カーリノは刑事、そしてもうひとりロート(実はこいつがホンマに悪いやっちゃヾ(`ε´)ノ)が妻を取られたとか何とか話をでっち上げ、老人とその息子を演じ…。
と、映画の中で彼らは「芝居」をするわけです。

スージーには結局見られることはないから、言葉だけの“演技”でいいわけで、彼女の目が見えないのをいいことに、部屋の中で怪しい行動を。例えば冷蔵庫の上を頻繁に触って側にあるブラインドを開け閉めして仲間に知らせる行動など、観ているこちら観客側は、そんな彼らの行動を観ながらオードリーに何とか危険を知らせる手立てはないものかとハラハラ・ドキドキの連続なわけです。

映画のプロットはとても巧みで、よく出来ている作品だなと思います。
サスペンス映画には大切な要素だと思うのだけれど。
映画の中で伏線をいろいろ張り巡らす、これ大事です。

例えばサムが仕事に出かける際、スージーが「冷蔵庫のコンセントはどこにあるの?」と聞いた時、夫のサムが「君が見つけろよ。グロリアには聞くな」というシーンがありますが、これが話の終盤に生きてくるのです。

彼ら悪人ども唯一の汚点は、スージーが盲学校で№1の優秀な生徒だということをしっかり認識していなかったことでしょう(笑)
盲目の人は目が見えない代わりに、聴覚が発達しているんだって全く気づかなかったんだろうか…
犯人のひとりロートが老人とその息子に変装して家にやってきた時、彼女は目が見えない代わりに、彼の階段を降りる音で老人と息子が同じだと恐らく気づいていただろうというシーン。
この後彼女がマイクにそれを伝えるのですが、あのオードリーの表情ひとつで「ん?これは何か変だな」って観客も気づくところ。またカメラもロート(息子)の足元をわざとクローズアップしたりなんてね。

オードリーは盲目の役どころを本当に見事に演じていると思います。
見えない・・・これはすごく難しい役ですよね。
最初から最後まで意識してましたが、瞬きすらなかった。

映画の中で場面が変わらない。冒頭のシーン以外はずっとスージーたちが住む家なんです。
舞台でも観ているようなそんな感覚にさえなりました。

とにかく、美しくって可愛いだけじゃないオードリー・ヘップバーンの映画。
未見の人はオススメです。
 
 

 
 
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映画/カ行」カテゴリの記事

コメント

りざふぃ

おこんばんわ★

何年も前に 見たよ!
最後まで 引き込まれっぱなし!

この時 
盲目でも 得?する事が
あるんだ!
なんてね。単純に 思ったりしたよ(笑)

ヘップバーンって
どの 役でも
自分のものにしてるように 思うよ。
何年も 前の 作品でも
充分 楽しめるわ☆~

ファッションを チェックするのも 楽しいよね♪

投稿: にくきゅう | 2006/11/17 22:56

やっぱりファッション的な楽しみもある「おしゃれ泥棒」がいいと
思うけど、これもいいかな。

はともかく、

おたんじょうびおめでとうございます。

投稿: Jes | 2006/11/18 02:03

>にくきゅうたま

やっぱり?そうなんだ~にくきゅうたまは何年も前に観てたのねん^^

「噂の二人」も観たいんだけど、なかなか見つからな~い。
私の探し方が悪いのかしらん?
また週末探しにいってみまふ。

>盲目でも 得?する事が
あるんだ!

あははは~(笑)
ホントそうだよね~^^
見える人だったらとっくに殺されてるもんな~多分^^;
オードリーの「見えない恐怖」な表情が、なかなか凄かったなぁ。

確かに確かに~うんうん。にくきゅうたまの言ってることよく分かるっちゃ。
オードリーは何を演じてても、オードリー♪
それってホント凄いことだよねっ!

私もいつか、ドレスアップして、ティファニーの前でパンかじりながらコーヒー飲んで(コーヒー飲まないけど^^;)みたいです(笑)


>Jesたま

お~「おしゃれ泥棒」!
忘れてたわん。確かに観た、観た。
あれも良かったですね~^^

オードリーの顔立ちって日本人受けするのかしらん?
目が大きくて、顔が小さくて~美人は美人だけど、どっちかっていえば可愛らしいというお顔。
本人は生前若かりし頃、いろんなコンプレックスがあったと聞いたことありますが、なんで~どこが~?って思ってしまいます^^;

バレエやってたらしいし。
やっぱり立ち姿がとっても綺麗って思ってしまいます^^

ダンスは健康にもスタイルにもいいのかしらん。

お誕生を憶えていて下さってどうも有難うございま~す^^
ミッキーマウスと一緒だから憶えやすい?(笑)

投稿: りざふぃ | 2006/11/18 09:16

お誕生日おめでとうございます~

素敵な1年でありますように~

投稿: buru | 2006/11/18 10:09

>buruたま

ありがと~^^
私もみんなの誕生日きっちり把握しなきゃ!!
こうやって祝ってもらえるなんて本当に有り難いことだわ~
(多謝)m(_ _)mペコリ

投稿: りざふぃ | 2006/11/18 10:12

 おくればせながらお誕生日おめでとうございます。リザフィたまの頃の年代って充実しているから、1年1年がとってもクリアーですよね。
 また素晴らしい日々を作っていってくださいね。

 オードリーはいいですよね。作家のコレット女史に認められて「ジジ役」に抜擢されて、ブロードウエイの舞台を踏んでから女優人生まっしぐらでしたっけ?
 
 めずらしくこの映画は映画館で見ていました。もう、はらはらどきどきのしっぱなし。

 オードリーは前世で、十字軍の将軍だったそう。戦場から引き上げる時に、自分が防御にまわり200人の人々を救ったそう。
 来世はピアニストとして活躍するそうですが??

「ひとりの子供を救うのは天の恵みです。大勢の子供たちを救うのは神様から与えられた一つの機会です」
ユニセフでの彼女のことばらしいですが、素晴らしい魂の方だったのですね。

投稿: りぼんたん」 | 2006/11/19 18:51

>りぼんたま

誕生日のお祝いのお言葉、どうも有難うございます^^
やっぱり人から「おめでとう」って言われるのはいくつになっても嬉しいものですね(^^)

私の年代は充実してるのかしらん?
そっか~りぼんたまから見たらそう見えるのかしら~
いくつになってもチャレンジ精神を失わないように、この間りぼんたまに占って頂いたのを参考にしながら、これからも頑張りますので、宜しくお願いします^^

この映画は映画館でご覧になられたのですか~
りざぶぅもそうだったって言ってました。羨ましい~
やっぱりTVの小さい画面より、ずっと迫力ある映画だったでしょうね~音も大きいし。オードリーの演技の素晴らしさも発揮されて、細部まで拘った映画になってると思います^^
↑の記事には書いてなかったんですが、悪役のひとり、ロート役の(サングラスかけてた人)あの人の演技もなかなか凄かったですよね。
最近インパクトというか、アクの強い悪役が少なくなった気がします。

オードリーは来世でピアニストですか~♪
いつ頃誕生するのかしら?
でも前世が十字軍の頃だったら(1096年頃???)随分間があったのですね。
この21世紀には誕生しないのかしらん(×_×;) シュン

素晴らしい行いをした方は来世でも素晴らしいんですね!
徳を高めていく。本当に大事だな~心に刻みながら生きていきたいものです^^

投稿: りざふぃ | 2006/11/20 12:00

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