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ルードヴィヒ 神々の黄昏

Ludwig
LUDWIG

【1972年製作 イタリア・西ドイツ・フランス】( 240 min )

監督:ルキノ・ヴィスコンティ
出演者:ヘルムート・バーガー、ロミー・シュナイダー、トレヴァー・ハワード、シルヴァーナ・マンガーノ


ドイツ3部作の1つ。ヴィスコンティ監督作品。
この映画の主人公であるヘルムート・バーガーの演技(美しさ)も素晴らしかったですが、彼の従姉役のロミー・シュナイダーが、特に素晴らしく、美しくて聡明なエリザベートをとても魅力的に演じていたと思います。(彼女の笑い方が好き^^)
彼女の出演作では、この作品の他に『サン・スーシの女』位しか今まで観たことなかったんですよね。
それに彼女、結構若くして亡くなっているし。出演作が決して少ないわけじゃないですが、日本では馴染みの薄い作品が多いし、今となってはお目にかかるのが難しいのが本当に残念ではあります。

ルードヴィヒはとても可哀想な王ですよね。
王族に生まれてしまったことが、彼を不幸にしたというか。
今と昔では王族も違うのでしょうが、王故に「自由」に生きれなかったっていうのが本当に可哀想です。
特に従姉のエリザベートとのこと。彼女の存在が彼の運命を大きく変えてしまったんですね。
それに彼は明らかに王としての自覚も、資質も欠如していましたね。

ルードヴィヒと比べるとエリザベートという人は随分はっきりと自分の意見を述べるけれど、自らの運命をきちっと受け入れられる器量があった人なのだろうなって思います。
だから自分を見失わない。
ルードヴィヒがもしも、ひとりの普通の男性として、普通に芸術を愛し、普通に愛する人と結婚し、そういう人生を送れていたのならこうはならなかったのに。
王故に悩み、苦しみ、最後には精神を病んで死んでいった人なのですね。

ヴィスコンティ監督自身のことあまりよく知らないけど、彼は本物の貴族なんですね。
貴族ならではの気品溢れる作品の数々。
一般人の私には多少取っ付き難かったっていうのが正直なところです。

私が一番最初に彼の作品を観たのは恐らく『ベニスに死す』で、中年の男が“美少年”に恋をするお話でした。取り分けこの映画に出てくる美少年役のB・アンドレセンが本当に溜息が出てしまう程綺麗で…マーラーの交響曲第5番第四楽章が非常に効果的に流れて、音と映像がマッチしていて本当に素晴らしい映画でした。
実はこの曲実はMIDIでHPに使おうかって思った位好きな曲です。あまり実際作っている方がいらっしゃらないのと、うちのHPにそぐわないと思って諦めたんですけど…でもいい曲です。

だから携帯の着メロにしてます(笑)
 


 

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